「人生の転換期」
僕は現在、理系の大学3年生です。
大学院に進む予定ですが、今は文系の友達や一部の理系の友達も就活モードになっていて将来のことについて考える機会が増えました。
そして考えれば考えるほど自分の強みがなかったり今まで、特に大学生になってから自分に甘かったなと痛感してしまいます。
世間一般には大学生は「人生の夏休み」といわれていますが、僕はそうは思いません。
むしろ大学生は「人生の転換期」だと思っています。
大学生になるまで、僕は勉強や部活など目の前にあることだけをやってきました。
中学生のときは勉強ができればいいと思っていたし、高校は課題や補習が多い高校だったので何も考えないで与えられたことをこなしていました。もちろん勉強も部活も自分なりには頑張ってきたつもりです。
しかし、大学に入ってからはどの講義をとるか、サークルや部活に入るかなど他にもほとんどのことが自分で決められ、何をするかは自分次第という環境になりました。
教室やクラスという今まであった空間もなくなってしまったので毎回同じ人が隣にいるわけではありません。そしていままでのように自己紹介の時間もなく、友達を作ることさえも完全に自分次第となりました。なので大学生の中には一日、誰とも一言もしゃべらないで授業だけ受ける人も少なくありません。
というわけで大学生というのはたしかに「人生の夏休み」という見方もできます。
なぜなら何もしなければ何も起こらないくらい自由だからです。そして何もしないで過ごすというのは現状維持であり(むしろ後退)、このままでいいと思ってしまうことです。こう思ってしまったら終わりです。
せっかく自分で何かに挑戦する期間があるのに挑戦しないのはとてももったいないことであり、人として成長しません。
ぼくは三年生になるまで学業は単位を落とさない程度にがんばり、部活は高校の頃頑張ったからいいやと思い入りませんでした。
今思うと学業はもっと深くまで取り組み、部活やサークル活動に属した方がよかったなと思っています。
この二年間ゲームをしたり友達と旅行にいったりと娯楽を優先させて夏休み気分でした
ただ大学生活が半分終わってしまったけど、大学生は「人生の転換期」だといま自覚できたので、残りの大学生活と大学院生活はなるべく様々なことに挑戦します。
今は自分の甘さやスキルのなさに打ちひしがれていますが、これを乗り越えた先に何かがあると信じてがんばっていきます。