考え方とミックスジュース

僕はよく人の考え方や性格をミックスジュースに例えます。

 

なんだそれと思うかもしれませんが

まずは頭の中に一つのグラスを思い浮かべてみましょう。

そのグラスがあなた自身です。

 

今まであなたはそのグラスにたくさんの種類の液体を注ぎ込んできました。

その液体というのが人の考え方です。

 

生まれてからの環境や自分の選択によって注ぐ液体(考え方)によって今のあなたのグラスの中身は変わっていることでしょう。

たくさんの考え方を受け入れて、いいなと思ったことはすぐに実践して自分のものにする。このようにたくさんいいものを注いできたグラスの中身はとてもすばらしいミックスジュースとなっているでしょう。

 

あなたのグラスの中身はまだ余裕があって混ざっている途中ですか?

もしくは、すでに満タンで一つの色になってしまいましたか?

 

他の人や本を読んでも何も影響を受けなかったり、考え方が違うと受け入れないで偏見を持って生きているという人はおそらくグラスの中身はすでに満タンになっていることでしょう。

満タンになってしまっては他の人の意見が自分の意見と違ったら、頭ごなしに否定します。そしてあたかもそれが正しいことのように振る舞ってしまいます。

 

逆に、自分のグラスにまだ余裕ががある人はどうでしょう。

考え方が違ってもいったん自分のグラスに注ぐかどうか考える時間があります。

そして新しい考え方だ、と思ったら注ぐこともできますし

なんか変だなとかちょっと無理があるなという考え方は注ぎません。

このように他の人のジュースを味見する余裕がある人は

考え方が豊かで自分のミックスジュースを持っています。

 

もちろんまだまだ他の液体を注ぐ余裕はありますし、まだ完成したジュースではないですが、かなりいいミックスジュースとなっているでしょう。

このような人はすでに本を出して考え方を広めたり、頻繁に他の人の悩みを聞いたりして他のグラスに注いでいることでしょう。

 

では、この二つのグラスの違いは何でしょう?

 

一つは、グラスの大きさです。

とても小さなグラスよりは大きなグラスの方が

たくさんのジュースを注ぐことができます。

 

そして、他の人のグラスを認めるかどうかです。

他の人は今まで自分とは違う環境で生きてきました。

それはすなわち、グラスの大きさも違うし中身も違うのです。

それを意識して人と会話をしたり、SNSでやりとりをするとまた違う見方ができます

 

これらをまとめると

今もし一種類の中身だなと思ったりグラスが小さくて他の人の意見を聞く余裕がないなと思ったならば

 

まずはグラスを大きくするために、他のひとの意見を聞くことから始めましょう。

最初はグラスが小さいので本などのツールで考え方を注ぐと溢れてしまいます。

 

それはしょうがないでしょう。

まずは偏見をせずに受け入れることが大切です。

 

そしてたくさん注ぐほどグラスが大きくなっていくイメージを持ち

大きくなって余裕が生まれてきたら

自分に必要な液体を選んでそれらを混ぜ合わせましょう。

すばらしいあなたのミックスジュースが完成するでしょう。

 

そしてこれからもグラスを大きくしていくこと、

また他の液体も混ぜていくことを意識していれば

あなたの考え方は日々変化していき、より良い性格が形成されるでしょう。